2021年02月22日

世渡り21センチ

【niconico】


【mp3】


【配布物】
onvocal wav マスタリング済(-8.5LUFS)
onvocal wav マキシマイザーオフ(-14.6LUFS)
offvocal wav 未マスタリング
ptcop
ccs
ust

【歌詞】

甘い夢は見終わったか?淡い情は飲み込んだか?

街を動かす画一化されたキカイの群れに紛れ往くには
キカイではないことが知れる度 何者なのか問われることになるさ

この世界は不条理さ いつの時代も
合わない寸法の歯車を組み付けて使い潰す

ストリートワイズな唄を歌えよ 誰かの為なら死ねるだろ
正論 極論 感情論 結果論のナイフで 口火を切ったって
廻っているのは自分なのにな 遠慮の二文字をご存じない?
弁ったのなら折り目正しく生きろよ

いついかなる時であれ 当然のルールは守れ 重大な約束事の信用と信頼だ
他人の気持ちを想像だ 報告連絡相談だ 無駄と不足で待たせないでね

どうか 見て見ぬ振りはここまでか
不必要な110デシベルで喚くのは センチメンタルな与太話

ミリもマイクロも理解りゃしないな その眼が見据えた未来像
空論 妄論 机上論 理想論の正義が 憂き世を照らす
イグザッジレイトな屁理屈でいい 後で悔やむことの無いように
早く存在感のある透明人間になれよ

絶対レールの上から逸れるな 先の見えない五里霧中を往く
キカイも人も レッテルぺたりと貼り付けられりゃ同じことなのだろうな

正常な判断をしような 今の瞬間も
要領良く通り過ぎる人々 踏みつけて立ち回れ

ストリートワイズな唄を歌えよ 誰かの為なら死ねるだろ
正論 極論 感情論 結果論のナイフで 区<CeVIO>切ったって
A4サイズが世を渡る技術 謙虚の二文字を聞き分けて
身の丈に合った仕合せを噛み締めろよ


【解説】
○概要
・歌モノ41作目。裏切りの2月投稿でした。

○曲名
・何となく降ってきた刃渡り→世渡りのアイデアから曲を作りました。何センチでも大した問題ではなかったのですが、2021年なので21にしました。
・ちなみに、刃渡り21センチの包丁はかなり大きい部類で、「牛刀」と呼ばれるやつです。(恒例の雑学コーナー)

○歌詞
・世の流行になった中二病に反発した結果、「弁えろ」という詞になりました。ただ、裏には「そんなのおかしい」という気持ちが含まれている以上、根底は同じなのかもしれません。
想でしょう花ほどではないものの言葉遊びが多めです。小ネタに気づけると楽しいかも。★答え合わせ:20個のうち18個入っています(うち1個はかなり苦しい、1個は動画のみに登場)

○サウンド
・バンドサウンド+オルガーニャ(洞窟物語)サウンドで自身の新旧の作風の融合を図りました。特に意識して洞窟物語の音作りをリスペクトしています。
・ギターは例によってElectri6ityです。ここのところ本物のエレキギターに挑戦したりしてますが、曲に使える水準まで行く前にこの音源に戻ってきてしまいます。

○歌
・今月発売のCeVIO AIきりたんです。基本的に無調声で、変なところの修正だけしました。あと曲全体に25:23の微スウィングが掛かってるので、それに合わせて子音のタイミングを調整してます。
・NEUTRINO(元祖AIきりたん)の氷柱残骸と比較してお楽しみください。デフォルトの声質はあまり差がないような気もします。
・コーラスはUTAUのきりたんです。何気に初めて使ったんですが、こっちはかなり声質が違いました。

○まとめ
・攻撃力高めの曲が作れたと思います。色々やろうとして結局取っ散らかった感じになってしまった感はあり。次はもっとテーマの一貫した曲を作りたいですね。
・昨年から新たな歌声合成の世界が幕を開け、今後の展開が非常に今後が楽しみです。追いかけられるだけ追いかけようと思っています。一方で従来通りUTAU曲も作る計画ですのでお楽しみに。以上よろしくです。
posted by 霧四面体 at 20:00| Comment(0) | 自作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月11日

リリースカット現世

【niconico】


【mp3】


【配布物】
onvocal wav マスタリング済(-8.5LUFS)
onvocal wav マキシマイザーオフ(-14.3LUFS)
offvocal wav 未マスタリング
ptcop
vsqx

【歌詞】
生きたい訳でも死にたい訳でもない なんて云うなよ

運命は同様に確からしくない 努力も才能も嘲笑う
深夜の課題は自己肯定感 論理と心情がごちゃ混ぜだ

居場所も所詮は夜の音 有るはずの無い真実さえ
知ったつもりの勝手な絶望で 眠れないのもただ現実だ

修復不可能な自分自身を 騙して孤独じゃ居られないのだ
表面張力でギリギリ保っている 僕は誰だ

過去 未来 今 どれを変えればいい
ヨン サン ロク 答えは摩天楼

大事な決断を他人に委ね 態々不幸に為りたいのか
若しくは幸せに為れるのか 抑々判りはしないのだ

想い合いなど意味が無い それで満たされる程
正常に動く心臓を 僕は持ち合わせて居ないのだ

調整不可能な輝度哀楽さ "正しいのかは誰にも分からない"
そんな言葉でも世界を救ってきた とでも云うのか

問う 罪 難 僕 何処へ向かうのだ
白黒つけたい 悲しき時代だ

曖昧な存在理由 消えろと云うのであれば ある意味単純なことなのに
寝ても覚めてもまだ現実の 飢えも渇きも止まない詩だ

再生不可能なリズム世迷え 思考と感情がバラバラのまま
表現しようなんて倨傲もいい所だ だから独り

推定不可能なこの先のこと 地の果ての果てまで続く迷宮
生きたい訳でも死にたい訳でもない 僕は何だ

意味 価値 理由 どれもが埋まらない 夜に
嘘でもいいから謳え N.T.(嘆きの帳)

【解説】
○概要
・ボカロ系40作目に到達しました。約1年ぶり3作目の初音ミクです。

○曲想
・リリースカットピアノを使った現代風の曲を作ろうと思い、こんな曲名が出てきました。
・俗に言う夜好性(の曲というよりはそのコンポーザーの曲)をリスペクトしています。倣ってかなり過剰な音の詰め込み方をしています。この過剰性こそが現代の寂しさを埋めるサウンド。知らんけど。

○歌詞
・病みたかったんですが上手く病めなかった。テーマが取っ散らかるのを気にせずとにかく言いたいことを言ってます。いつもより平易で直接的な表現が多めです。

○初音ミク
・隠しても仕方ない(ptcop覗くと分かる)ので白状しますが、初音ミクはV4Xが9割です。NTでも一通り歌わせてみましたが、ベタ打ちでは「最低限」がクリアできないので今回はハモリ以外の使用は断念。一応、パラメータを弄った時の変化がV4XやUTAUよりはっきりしている気はしました。本当にガッツリ調声する人向けという印象です。

○ボカコレ
・タイミングがちょうど良かったので参加してみました。間違いなく史上最大のボカロ系投稿祭。その中からこの曲を見つけてくださった方は本当にありがとうございます。

○まとめ
・2020年は比較的たくさん作った気がします。次はまた新しいことに挑戦したいと思うので少し時間いただきます。具体的には4〜5月が目標です。よろしくお願いします。

posted by 霧四面体 at 19:00| Comment(0) | 自作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月23日

残骸が降る

【niconico】


【mp3】21/7/17修正版


【配布物】21/7/17修正版
onvocal wav マスタリング済(-8.5LUFS)
・onvocal wav マキシマイザーオフ
offvocal wav 未マスタリング
ptcop
musicxml

【BPM】
170

【歌詞】
どこにも逃げ出せなくなる
上空を埋めつくす過去だけがキラキラしている

二千二十光年 対岸の炎の明滅を浴びるディスタンス
有象無象たち 混迷のままにゲームの幕開け

宇宙という名前の箱庭に 置き去りになった運命なら
一度は誰もが思うだろう 永遠でありたい

届くまで追いかけても それでも世界は回る
世紀末が鳴り響くから だから歌をやめて
神様も気まぐれだった そして誰もいなくなった
雨上がりの夕空はもう 深海に咲く花

どうにも見出せなくなる 退屈しのぎに自己を抉る意味は何だ
ここは造られた理想郷 まやかしの価値基準
そんなこと分かってるんだよな

世界中の嘘をかき集めても 描けはしないフィクションより
信じたくない真理を知る 変わらないものは無い

目を閉じて耳を塞いで そのままでいたいだけで
何度も巻き戻すけど そこから世界を割る
遠くまで打ち上げるよ それで一緒に行けるね
雨模様の星空はもう 残骸が降る夢

自己存在への問いかけは無駄さ またも絶望的なシーケンス
烏合の衆たち 薄明の前にゲームを抜け出せ

届くまで追いかけても それでも世界は回る
世紀末が鳴り響くから だから歌をやめて
不意に夢が覚めたら またどこかで会えるね
雨上がりの夕空はもう 深海に咲く花

宇宙という名前の箱庭に 僕らは生きている

【解説】
○概要
・歌モノ39作目です。

○テーマ、曲名、歌詞
・曲名から作りました。曲名から世界観を作り、それを自分や現実と重ね合わせたりとかして歌詞になりました。厨二病の発作なので痛いのは仕様です。
――過去の残骸が上空を覆い尽くす惑星。
  残骸は増えすぎると降ってきて世界が終わる。
  この惑星を脱出し、次の惑星を目指す"ゲーム"に挑むのだ。

cf. ケスラーシンドローム (スペースデブリの指数関数的増加。現実的には小さいデブリは大気圏で燃えるので、世界が滅ぶ理由は太陽光が遮断されて、の方が正しそう)
・そんな内容なのかもしれませんが、語感だけ味わうもよしです。「世紀末が鳴り響く"から"」の譜割りを推しておきます。

○サウンド、曲想
・テーマを受けて、スペースデブリが迫り来るSTGのイメージで作りました。
・Aメロは無機質な残骸の群れ、Bメロは切なく残酷な真実、サビは宇宙を飛行する浮遊感と爽快感、みたいな編曲です。3番ではサビとBメロの順番が逆転し、最終的に僕らは真実の内側にいるのだ…。という表現になっています。(???)
・コード進行は動画内に記載したので参考にしたい方はどうぞ。転調がほぼなくピカルディ終止を使ってない曲は最近の霧四面体では非常に珍しいです。
・最近よく使うバンドサウンドの上からピコピコを塗ったような音作りをしています。全体的な雰囲気は蝶々氷柱に近いようでRTA地球工学も感じられるかもしれません。

○歌
・AIきりたん、だけでは区別できない時代が来ることになったようです。NEUTRINOです。
・基本的に無調声です。母音脱落が上手くいかなかったところだけ波形を弄りました。

○まとめと今後
・よろしくお願いします。今回は手癖で作った部分が多かったので次はもっと攻めたことができればいいなと思ってます。

posted by 霧四面体 at 20:00| Comment(0) | 自作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする