2018年11月26日

海より碧い剣

【ニコニコ動画】


【mp3プレイヤー】


【wav】
https://www.axfc.net/u/3946671?key=tetra (40MB)

【offvocal】
https://www.axfc.net/u/3946672?key=tetra (40MB)

【ptcop】
https://www.axfc.net/u/3946673?key=tetra (139MB)

【ust】
準備中

【歌詞】

自分の中に 存在しないものばかり追い求めて
外を取り巻く 変わりゆく何かを見つめるだけ
糾(ただ)しさでも憎しみになる そんな鏡の国
ありふれている 視えているのに掴めないものだけ

曖昧 遠心力 淡い蜃気楼 単純 無意味な空白 象る
想造 儚い感情 零れた輪郭 剣で 静穏 切り咲いて

もう全部 嘘ならそれでいいよ
何十倍にもなって僕を襲う 水の音を掻い潜り
幻想の中の 見えない希望の穹(そら)を指して
手探りのまま まだ歩いている

存在だけは確かな その眼の中に
海より碧い 意思の灯をともせ

今しかないんだ 過去も未来も正解なんてない
有り余っている 変えられるのに綺麗なものだけ
抑えられない 生命は絶えず動き続けている
傘を棄てろ 環状世界の時は止めてしまえ

「果てはない、路もない、救いもないのに」
「本当にこの先へ進んで良いか?」
「永遠に解けない現実(うつせみ)のように」
「冷たい問い掛けが闇を迷う」

もう全部 嘘ならそれでいいよ
何十倍にもなって僕を襲う 水の音を掻い潜り
幻影の中へ 癒えない不可視の淵を指して
手探りのまま まだ歩いてゆく

ねえ全部 嘘 声と混じり合い 溶けて消えた
涸れない涙が 目くるめく巡りめぐる
さあ今だ 今 踏み出すべき瞬間(とき)だ
水の音が動き始めた 風向きが変わる―

存在だけは確かな この手の中に
砂より熱い 意志の火をともせ


【コメント】
・UTAU31作目。BPM230の高速変拍子曲です。
・「海より碧い剣」という曲名に相応しい爽快な雰囲気の曲になりました。本当は夏のうちに出したかったんですが気付けば11月が終わります。おかしいですね。
・イントロとBメロは7/8拍子です。ピスコラもUTAUも変拍子非対応なので中々の地獄でした。
・作風を模索しています。試行錯誤の跡を省略せず詰め込んだので唐突な展開が多いかも。
・歌詞はいつもの感じ。変えたいのに変わらないもの、変えたくないのに変わるもの、とか何とか。僕の作風みたいですね。(???)
・珍しく比較的新しめのUTAU音源を使いました。ポテンシャルの高そうな音源なのにオリジナル曲が少ないのは惜しい。そんな動機で作ります。今後も新規発掘できればと思ってます。よろしくお願いいたします。

posted by 霧四面体 at 00:00| Comment(0) | 自作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月25日

蜉蝣する点P

【ニコニコ動画】


【Youtube】


【mp3プレイヤー】DLはここから


【onvocal(wav)】wavが欲しい方はこちら
https://www.axfc.net/u/3916664?key=tetraefp

【offvocal(wav)】マスターエフェクトなし
https://www.axfc.net/u/3916665?key=tetraefp

【ust】対応音源:雨鳥ユウイ 通常音源 連続音
https://www.axfc.net/u/3916663?key=tetraefp

【ptcop】121MBあります
https://www.axfc.net/u/3916667?key=tetraefp

【BPM】
128

【歌詞】

どれも同じ色に染まる どれも同じ道を辿る
どれも同じ顔に見える どれも同じ唄を歌う

どれも同じ殻に籠もる どれも同じ時を刻む
どれも同じ問いを掛ける どれも同じ意味に思える

僕らは分かり合おうとする 欠陥フィルタの向こう側の
蚊も孵化もない世界という プレパラートの上で

形骸化した重力加速度が 傘を叩きつける日に
一声「NO」で舞う 羽音の映えた嘘ばっかりの点P

夜に昇る太陽になって 地平の果てを見に行こうとした
出口のない迷路だと分かってはいる

誰かが決めた座標の中で 僕は誰だと繰り返すだけ
掴み処もない蜘蛛か何かか?

どれも同じ理由を述べる どれも同じ帰結を返す
どれも同じ謎を秘める どれも同じ答えに行きつく

僕らは分かり合えないが ただ空しく散ることはできる
力も負荷もない世界という デッドエンドの前で

軽快した微熱のような夢を 失うほど想うくらいなら
一線状に舞うハ蝶々 そのループを解いて

夜に昇る太陽になって 地平の果てを見に行こうとした
出口のない迷路だと分かってはいる

縦軸は他者が決めた閉塞 横軸は星が決めた法則
今日だけは 今日という人工砂漠を

浮遊する――


【解説】
・30作目です。愛鳥週間で出すつもりが盛大な遅刻。申し訳ありません。
・曲名は「蜉蝣」+「floating point(浮動小数点)」+「点P」。ふゆうするてんぴーと読みます。
・リアルの環境が変わり心機一転、作風も変えてみたかったのですが全然ダメでした。一応、今回から音源にSteinbergのAbsolute3を導入しています。(新規性アピール)
・歌詞の内容は「『世界=蜉蝣の生態の全体観=座標平面』vs『個人=1匹の蜉蝣=等速で移動する点P』」という感じ。例によって自分でも意味不明なので語感と雰囲気を楽しむのがいいと思います。
・英語で蜉蝣はephemeral。「一時的な」「儚い」という形容詞でもあります。そういうの好きです。
・時間の確保とモチベーションの維持が必要な今日この頃。でも次はあると思います。よろしく。

posted by 霧四面体 at 19:00| Comment(0) | 自作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月13日

ジャックは軌道塔の夢を見るか

【ニコニコ動画】


【youtube】


【収録コンピCD】
「ニジイロ*アメロニー」特設サイト
http://rainbowramune.site44.com/10.html

【offvocal音源】
https://www.axfc.net/u/3757427?key=jack

【歌詞】
先天性 細胞壁 空想的 反重力
完全性 セントエルモ バベルの楼閣
揺らいだ 言葉で 紡いだ 蜘蛛の糸
くぐもった 世界を 飾る 常磐色

偶然と必然の天秤 価値の塔
蝋の羽音(はね)じゃ まだ飛び立てない

芽吹いた樹 ここに真実は在るのか?
希望の下 ここに来たのでは無いのか?
唄うハープ ここに意味なんて在るのか?
この先は あまり意味の無い物語

センテンス 制裁 防壁 空疎的 半重力
完全性 サンタマリア ヤコブの楼閣
繋いだ パラノイア 閃いた パラノイド
失ったユメを描いただけなのに

頂上に立っていても 孤独なジャック
鉄の羽音もまた 空を切る

芽吹いた樹 ここに真実は在るのか?
希望の下 ここに来たのでは無いのか?
唄うハープ ここに意味なんて在るのか?
この先に僕は踏み出せない

折れる世界 ここに真実は無いんだ
繰り返す ここに未来など無いんだ
あの種は幸運でしかないのだから
この先は 嘘が嘘を呼ぶ物ガタリ


【解説】
・UTAUオリジナル曲27作目です。記事追加時にはもう一昨年の曲…。
・デジタル感溢れる4つ打ちです。シンセは主にXfer Serumを使いました。
・収録していただいた雨鳥ユウイコンピ第二弾は「赤・橙・黄色・緑・水色・青・紫から1人1色選び、その色から連想されるものをテーマにして曲を書く」というものでした。動画でバレてますが「緑」→「豆の木」がテーマです。


posted by 霧四面体 at 17:35| Comment(0) | 自作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする